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日馬 康雄; 岡田 漱平; 八木 敏明; 伊藤 政幸; 吉田 健三; 田村 直幸
EIM-85-162, p.93 - 102, 1985/00
原子炉の想定事故であるLOCA(冷却材喪失事故)時に想定される種々の劣化因子の中で劣化に大きな影響を与える放射線と蒸気環境を別々にあるいは同時または逐次に与えた際の劣化挙動について機械的性質の伸びを指標として調べ、相乗効果の有無を検討した。その結果、架橋ポリエチレンを除くハイパロン、EPR、クロロプレン、シリコーンゴムなどの材料は環境因子を同時に与えると相乗効果がみられ劣化が促進される。また放射線と蒸気環境を逐次に与えた場合、試料によっては照射による損傷がその後の劣化に影響を与えることがあり、これらは配合の違いにより影響を受けることがわかった。一方、架橋ポリエチレンについては、熱によるアニール現象が認められ、同時環境に暴露した方が劣化が少ない。また、逐次に与えた場合にも伸びが回復するなど照射による損傷は蒸気環境暴露中に回復することが明らかになった。